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2005年10月23日 (日)

「は」行のガイド

タイトルに偽りないように、たまにはダイビングの話。

きょう、4泊5日の沖縄旅行から帰ってきた。今回はとにかく伊平屋を目指すことが最大の目的だったが、結局当初の予定を変更して一日早く本島に戻り、昨日は本部で潜っていた。
なぜ変更したかと言うと、潜ることがつまらなかったからだ。
ダイビングは自然を相手にしている以上、季節や潮目に左右される。気分的には天候だって悪いより晴天の方が楽しいに決まっている。
そう考えると、今回は伊平屋のベストシーズンではなかった。しかし、しかしである。
ここから先がガイドの力量ではないだろうか?
私が再訪している場所は突き詰めて言えば、ショップが良いのではなく、良いガイドがいるからだ。
本島の恩名然り、西表然り、宮古(池間)然り、波照間然りである。
ポイントごとに“売り”はあるだろう。しかしそこは自然のこと、外れることだってある。そんな時にどうやって“見(魅)せる”かというカードを沢山持っているガイドと潜るのはとても楽しいことだ。
逆に、“当たればラッキー”的なガイディングしかできないガイドは本当につまらない。

伊平屋はどうやら大物狙いの島らしい。ガンガン流れるポイントで回遊魚の大群を眺める・・・これが基本スタイルのようだ。しかし残念ながら、季節によって天候・海況によっては、ポイントに入れなかったり獲物がいなかったりする。そんな時、そこに付いているその他の魚・生物がわからなければ、お話にならない。

一方、私のお気に入りのガイドたちは、天候不順でも平気である。悪いなら悪いなりの「見せ方」、即ち引き出しを持っているからだ。普段そこに住み着いてる生物たちを熟知している、その海の性質を熟知しているから、幾通りもの見せ方ができるわけだ。

今回の海は決して悪くなかった。雄大なドロップオフ、そこに群れる魚たち。それだけでも景観として楽しめる。もっとじっくり見れば、面白いものも見つけられただろう。
しかしスレートを一度も使うことなく、何をしたいのか探しているのか、何のコミュニケーションも取らないまま潜り続けたり、深場に意味もなく15分も居座ったり。
おかげでもう少しでDECO出しだったし、残圧も50を切ってしまった。

海や魚の研究もしないで、目に映るものだけでゲストを満足させようなんて甘い。
体験ダイビングや沖縄初めての客を対象にした那覇周辺のチャラチャラしたショップ
、石垣周辺のマンタしか能のないショップなどは、その代表格といえるだろう。

気が付くと、満足できるガイディングは「へ~~」「ほ~」がある。
逆に「2度と来るか」のガイドは「はぁ?」「はぁ~(溜息)」「ヒー」「ふぅ~」だ。
ガイドの良し悪しは「は行」に集約される。

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