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2006年10月24日 (火)

職人

職人に出会った。

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腕時計、特にアンティークが好きで集めている。16本のうち10本がアンティーク。
ところがそのうち3本は動いていない。そしてそのまま放置したままだった。

ふと思い立ち、修理できるものは修理しようと、時計の修理店を探した。

ところが、である。ないのだ、これが。意外にも・・・

電池交換ならどこでもできるが、修理、ことにアンティークとなると受けてくれる店は思った以上に少ない。というかほとんどない状態。

電話帳やネットで探しても、「時計店」はあれど「時計修理」となると、近隣には皆無。隣町にようやく一軒・・・ これでは諦めるしかない。

で、これもまた意外なことに、近所にあったのである。「時計修理店」としてエントリーしていないものだから、わかるはずもない。仕事中に偶然通りかかって見つけたのである。

週末、要修理の時計を3本持ち込んだ。
店内には掛時計から腕時計、アンティークものがずらり。
70歳を過ぎた老夫婦で営むこの店は、動かない時計を動かすことに執念を燃やす主人の腕一本で成り立っている。

この店にたどり着くまでの経緯を説明し、ネットや電話帳への掲載を薦めたら、「こなせる仕事の量ってものがあるからねぇ・・・」という返答。

料金や納期を尋ねれば「よく聞かれるんだけど、本当にわからないんだ。まず(時計を)開けて見ないとわからないし、必要な部品は取り寄せたり作ったりなもんだから・・・」

「とにかく時計は動いていないと価値がない」
「いい加減な仕事はしたくない」
「メーカーはすぐ部品を生産中止してしまう。酷いもんだ」

今ではなかなか耳にすることもなくなった言葉がポンポン出てくる。

まさに頑固一徹、文字通りの“職人”と言うカンジ。

持ち込んだ3本のうち2本は、このオヤジさんの眼鏡にかなうものだったらしく、これはイイねを連発。職人のスイッチを入れたようだ(笑)

概ねこれくらいと提示された金額は、正直安くない。実は時計自体の入手金額の3~4倍である。(それほど安く入手したともいえるのだが)

それでもお気に入りのモノだったので、とりあえず1本だけ修理をお願いした。多分、もう一つのお気に入りも、費用に関わらずお願いすることになるだろう。

それにしても楽しいオヤジで、およそ1時間も話しこんでしまった。

道を極めた、極み続ける人は本当に良い顔をしている・・・

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