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2006年10月28日 (土)

花とアリス~また蒼井優~

また蒼井優の映画(笑)

『花とアリス』・・・予備知識ほとんど無しの状態で見た。

いたって普通の女子高生の日常が淡々と、実に淡々と描かれている。

花(鈴木杏)が片想いの相手を射止めるために編み出した「記憶喪失」という荒唐無稽なフィクションも、それに口裏を合わせて偽の元彼女を演じるアリス(蒼井優)の言動も、映画の中の話でありながら、多感なこの時期の女の子ならありうるかも・・・と思わせる巧みな演出。

一見、抑揚のないストーリーだが、明るく能天気に見える2人の女の子にもそれぞれ陰の部分があったりして、鈴木杏と蒼井優が絶妙な演技でそれを表現している。

この不可思議な作品を魅力あるものにしているのは、間違いなく2人の演技力だろう。

特に蒼井優は、別れた父を求める気持ちや家族での想い出を“今”に投影してしまう微妙な心理を見事に表現していて、感服してしまう。

別居している父と会った時の会話、嘘がばれたときの表情・仕草・・・思わずうなってしまった。

これも自分が蒼井優を大変なお気に入りとしていることや、年代の近い娘を持っていることが相当影響していて、かなり感情移入しているから、誰もがこんな風に感じるとは限らないが・・・

見た後に不思議な余韻が残る作品だ・・・

ちなみに、脇役が面白い。
本当にチョイ役だが相田翔子、阿部寛、平泉成、木村多江、広末涼子、大沢たかお、虻川(北陽)、叶美香、ルー大柴がちょっとしたスパイスになっている。

個人的にはかなりオススメ。

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