« 久しぶりの肉体疲労 | トップページ | オン・ビジネス その2 »

2007年4月22日 (日)

公共マナー バカ親

先日出張からの帰りの電車の中での出来事。

空港から都心へ向かう電車で、旅行からの帰りらしい母親。自分の隣の席に大きな荷物を置き、反対側には空のベビーカーをたたみもせず置き、見事に3人分の席を独り占めしていた。

昼間の空いている時間帯で周囲に空席もあるなら、まぁ許そう。しかし時間帯はまさに帰りの通勤時間帯、6時台。
周囲に立っている人がいるのに、このバカは全く平然としていた。見ればそこそこの教育を受けてきた風体である。

しばらくすると、小さな男の子を抱っこした父親が登場。
つまり席を取っていたようなのだ。

指定席でもあるまいにこの愚行。周囲には立っている会社帰りの人がたくさんいる。さすがに父親は子供は膝の上だったが、じゃ、あのベビーカーはなんだ?
あまりの頭の悪さに、怒る気力さえなくした。

しかしこんなバカ親は今や珍しい存在ではなくなった。電車に乗ってくる際にベビーカーをたたんで乗ってくる親は本当に稀だし、この究極のバカ親のように、空でもなおたたまない連中もいる。
この連中に共通しているのは、乳幼児を同伴していれば何をやっても許されると勘違いしている点だ。

もとより、「子供の人権」だの「ジェンダー理論」だのと、こざかしい屁理屈とそれに心酔している人権屋を、私は全否定する。

子供に人権は「ある」。しかしそれは条件付きだ。生まれた直後の乳児、何もわからない、ただ本能で行動する段階では、ヒトの社会のルールを教えなくてはならないし、泣こうがわめこうが、ダメなものはダメなのである。
人間としての基本は叩き込まなきゃならない。これが躾だ。
それが備わった上での「子供の人権」のはずである。

ジェンダー理論を金科玉条の如く信奉している連中は、この躾すら子供の人権だの体罰反対だの押し付けだのと非難するが、このような連中とその屁理屈が跋扈した結果が今の日本だ。

今でも忘れられない親子がいる。

私が学生の頃だったから、かれこれ四半世紀前の話だ。
平日昼間の始発駅。当然車内はガラガラ。そこに3~4歳と思われる男の子を連れた若いお母さんが乗ってきた。
隣に子供を座らせて開口一番、「電車が混んで来たら、あなたはお母さんの膝の上だよ」。それを聞いた男の子は「え~」と明らかに不満顔だったが、次のお母さんの言葉に感心してしまった。
「あなたはお金払っていないんだから、混んで来たら席を譲らなきゃいけないの」

さすがにこれには男の子も黙ってしまった。

一部始終を見ていて心の中で拍手喝采してしまった。
残念ながら、子供に対して毅然とした態度が取れるこんな親は、今はなかなかお目にかかれない。

|

« 久しぶりの肉体疲労 | トップページ | オン・ビジネス その2 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/142490/14812095

この記事へのトラックバック一覧です: 公共マナー バカ親:

« 久しぶりの肉体疲労 | トップページ | オン・ビジネス その2 »