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2007年8月 5日 (日)

シネマ評~硫黄島からの手紙~

膝を故障しているおかげで、当分テニスはお預けである。

だからと言うわけではないが、久しぶりに大作を観た。

ネタばらしになってしまうので詳細は割愛するが、戦争の愚かさ、特に太平洋戦争時の旧日本軍の無謀、愚行が淡々と描かれている。

そして見事なのは、それに巻き込まれ、抗えずに呑み込まれていく個人の無念と悲哀が実に巧みに描かれている点だ。

この作品の監督は、言わずと知れた(私の大好きな俳優である)C.イーストウッドだが、あの戦争の史実を映像にする時、日米でどうしてこうも“湿り気”が違うのだろう?

単に戦勝国と敗戦国の違い、ではないような気がする。

日本が作ると、あの最悪の駄作「男たちのYAMATO」のようになり、一連の「ひめゆり」ドラマのようになる。

同情と涙を強要する日本映画と比べると、この作品は実に淡々としていて、それだけに胸に迫るものが大きい。

一見の価値アリである。

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