長新太展
きょう買い物で横浜そごうに行ったら、長新太展『長新太展ナノヨ』をやっていたので、のぞいてきた。
長新太・・・知ってる人は知っている、そんな存在じゃなかろうかと思うのだが、絵本画家である。ん~、この『絵本画家』というのも正確な呼称ではないかも知れない。
そもそも漫画家としてスタートしたらしいが、途中から絵本の絵を描くようになり、絵本まで(つまり絵も文も)手がけるようになった人だ。
最初に出会ったのは『ぼくのクレヨン』という絵本だったが、そのシンプルで直截的な文章と、自由奔放な絵にいたく感心してしまい、以来、この人の作品を意識して購入するようになった。無論、子供に買い与えた絵本ではあったが、親の方が夢中になった格好だ。
この人の発想の自由さ、奔放さ、はちゃめちゃぶりは、私が真似ようにも絶対に出来ない域に達していて、一つ一つの作品が本当に新鮮な驚きの連続だった。
『ぼくのクレヨン』などは、彼の作品群の中では至極まともな、普通の人間にも充分理解できるレベルのものだ。
それ以外の、つまり彼本来の持ち味が存分に発揮されている作品は、もう普通の人間の感覚など、置き去りである。理解できないレベルだ。
しかし、楽しい。子供にも請ける。ということは、大人になっても子供の感覚を残していた稀有な人だったのだろう。
文章の構成も、表現方法も(擬態語や擬音語)、色の使い方も、絵のタッチも、どれをとっても脱帽モノだ。
そんな大ファンの展覧会である。面白くないわけがない。
決して大きな会場ではないが、駆け出しの頃から遺稿までがズラリと並べられている、とても充実した展覧会だった。
お近くの人は是非!(大人でも楽しめること、請け合い)
10/8まで、横浜そごう美術館にて。
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