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2009年8月29日 (土)

シネマ評~セントアンナの奇跡~

久しぶりの劇場鑑賞である。
「第二次世界大戦中のイタリアで実際に起きた虐殺事件を基に、兵士の葛藤と心の交流をサスペンスタッチでつづる戦争ドラマ。」
そんなふれ込みに誘われた。監督がスパイク・リーというのも背中を押した。

戦災孤児となったイタリア人の少年と4人の若い黒人米兵を中心にストーリーは展開して行く。

ナチスによる住民虐殺のシーンは確かにリアルで迫力はある。
監督は、自国内でも友軍内ですら残る人種差別や、戦争の無意味さを訴えたかったのだろう。

ま、その意図はなんとなくわかるが、、、正直、期待したほどではなかった。「何が」と言うことではないが、今ひとつ印象に残るものがない。

この少年を助けたアメリカ兵士4人は、結局3人が戦死。4人目もドイツ兵に射殺される寸前に、ドイツ将校に救われると言う不可解さ。

そして大戦後数十年、唯一残った1人が、かつての少年(事業で大成功し若き富豪となっている)と再会する・・・

このラストは、ちょっとできすぎでキレイにまとめ過ぎている感じがして、鼻についた。
所詮、アメリカ人の自画自賛、アメリカ礼賛に過ぎないような気がする。

スパイク・リーってこんな監督だっけ???

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