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2010年9月19日 (日)

シネマ評~キャタピラー~

映画『キャタピラー』を見てきた。

監督は若松孝二。主演の寺島しのぶが今年のベルリン映画祭で最優秀女優賞を受賞したことでも話題になった“問題作”である。

四肢を失った黒川久蔵を称して“キャタピラー”(=いもむし)

戦時の壮絶な一面を描くのかと思ったのだが、その点の描写は意外にも浅く、結局監督が訴えたかったものは何だったのか、最後までわからないままだった。

黒川久蔵の苦悩が、結局は戦地での蛮行、、、という程度だったのかと思うと、わざわざ四肢を失った負傷兵という極端な設定にする必然性はないような気がする。

なんだか肩透かしの気分である。

監督はこの作品の公開日を8月15日に拘ったという。それにはそれなりの理由があったはずだ。

しかし全体的に描き方が浅すぎて(ひょっとすると深すぎるのかも・・・)、あまりにあっさりし過ぎだ。

ベルリン映画祭で、何が評価されたのだろう?

期待が大きかっただけに、正直、がっかりした。

それにしても、両手両足を失った人間の特撮は見事。

一体どうやったのだろう?・・・ココに注目が集まってはいけない作品のはずなのだが。

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