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2011年2月19日 (土)

コアップ・ガラナ、そしてプラネタリウム

『コアップ・ガラナ』という炭酸飲料をご存知だろうか?
ガラナエキスを使った炭酸飲料なのだが、その味がまたなんとも形容しがたい独特なものなのだ。

Coup

数十年前、今は無くなってしまった横浜の「県立青少年センター」という施設の屋上の売店で飲んだのが初。
当時、遊ぶ場所がないとそこへ行っては展示室やプラネタリウムで遊んでいたものだ。
普段から何の抵抗もなく「科学」に触れることができたわけで、今から考えても、実に恵まれた環境だったと思う。
この「県立青少年センター」では、自然科学に関する展示物が無料で見学、体験できた。
特に毎月プログラムを変えるプラネタリウムは、仲間内でも人気があって、20円だったか50円だったか、とにかく小学生の使える範囲のお金で観覧できたので、定期的に通ったものだ。

今のようなCGを駆使したものではなく、係のおじさんの肉声と光学ポインタで、“今”の夜空で見られる星座が解説され、宇宙のエピソードが紹介されていく。
最後は決まって「東の空が明るくなってきました。そろそろ夜明けです・・・」というフレーズで終わるのだった。

子供でも充分理解できる内容と語り口で、毎回とても楽しかったと言う鮮明な記憶がある。

そしてプラネタリウムが終わると、そのまま屋上へ行き、鬼ごっこやかくれんぼをし(笑)、遊び疲れると売店でジュースを買って休憩する、、、というのが常だった。

ある時、「コレ、なんだ?」と軽い気持ちで手に取ったのが、『コアップ・ガラナ』である。
炭酸飲料だが、サイダーでもコーラでもなく、「コアップ・ガラナの味」としか言いようのない特殊な味。
美味しいと言うより「面白い味」。
みんなでちょっと盛り上がったものだ。

その後、ほとんど見かけることもなく、敢えて探すこともなく過ごしてきたが、なんとその『コアップ・ガラナ』が有楽町にあった!

場所は交通会館内の『さっぽろどさんこプラザ』。ということは、北海道ではいまだに売られているのだろうか?
以前は王冠だったが、今はスクリューボトル。

迷わず購入してその場で飲んでみた。
あの味だ。全く変わっていない。なんとも微妙な味。
「コアップ」が「co-up」とは、今回ボトルをまじまじ見て初めて知ったが、文字やボトルのデザインもほとんど変わっていないように思う。

数十年ぶりに飲んだ、懐かしい味に、思わず最初に知った場所も連想して思い出してしまった。
そう言えば、あの当時のプラネタリウムでは当たり前だった投影機と肉声の解説というアナログな形式も、今や完璧にクラシカルなものとなって、全国でも数えるほどしか残っていないと言う。

川崎の施設が建て替えを契機に閉館し、首都圏では青梅に残るのみだと聞く。
その青梅も、どうやら今年度いっぱいらしい。

3月までに、一度行っておこう。郷愁以外の何物でもないけれど・・・

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