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2012年6月27日 (水)

有給休暇

『東洋経済』に「有給休暇を取得しやすい企業トップ100」と題された記事が掲載されていた。
これは2008~2010年の3年間平均の有給休暇取得率を調査したものらしい。

上位は自動車関連メーカーが多い。また、やはりと言うべきか、大手企業で占められている。
自動車関連企業が上位に並んでいるのは、工場の操業調整という事情もあるからだろうが、やはり流通業・小売業は休みが取りにくいのだろう。

記事では、「有給休暇の取得が進まない理由としてよくあげられる『上司の理解不足』。だが、今回の大手企業を中心とした集計では、製造業などの取得率は高いことがわかった。どちらかというと仕事の種類による差が大きいと言えそうだ。」と結んでいる。

ちなみに私の会社はトップ100には入っていなかった(グループ会社はランクインしていたが)。
それでも私自身は、休暇の取りやすい会社だと感じている。
なにせ、夏期休暇一週間に加え、毎年自分の好きな時期(当然職場での調整は必要だが)に一週間の連続休暇を取ることが義務付けられているほか、5年周期の勤続年数に合わせ、一週間もしくは二週間の休暇が取れるのだ。

ところが、である。問題はここからで、この、世間的には非常に恵まれた制度を、正しく活用しない輩が意外に多い。

まぁ、今の世の中、何をするにもお金がかかるわけで、一週間の休暇を家族旅行などに当てれば、それこそ大金が必要になるし、子供の学校のことを考えれば、平日休ませるわけにはいかないという事情もあるだろう。
それにしても、1年の半ばを過ぎても取得する時期すら決めていない連中も多く、年末になって慌てて「私的週休3日」でひたすら消化のみに励む愚者も多い。
彼らは一様に「忙しい」と言い訳するが、職場の調整も能力のうちだ。

世間を見渡せば、休みたくても休めない人たちも多い中で、こんなありがたい制度(しかも「権利」ではなく「義務」である)を利用しない連中の気が知れない。

この制度を発足させた当時の社長は、「隗より始めよ」の故事の如く新年早々に一週間の休暇を取ってしまった。

要は、時期を見計らって休暇を取得するのではなく、数ヶ月前から日程を決め、一度決めたら動かさない、休暇を前提に仕事を調整していかない限り、まとまった休暇など取れるわけがないのだ。

下の連中に繰り返し言ってきたことは、「計画を立てて休め」。
何も遊ぶだけが休暇ではない。自己啓発のために使っても良いのだから、あとは自分次第ということだ。

そう言えば、今年の人事部の活動目標の一つが、「有給休暇取得率の向上」だった。
これはこれでなんとも情けない目標だが、合併等で異なる血が入ってきたことで、制度発足当時の理念を再度喚起する必要があるのだろう。

ワークライフバランス、、、言うほど簡単ではない。

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