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2012年8月17日 (金)

南部の火祭り

静岡県との県境に近い山間の町、山梨県南部町に行ってきた。

目的は20年近く前に見た『南部の火祭り』。

富士川の河川敷で行われるこの祭りは、その名の通り、河川敷一帯が松明に彩られ、その明かりを背景に花火が打ち上げられるという、荘厳な祭り。

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日暮れ時から“投げ松明”と呼ばれる行事が始まるが、これはわかりやすく言うと運動会の“球入れ”の要領で、長い竿の先にくくられた「蜂の巣」と呼ばれる麦わらで編んだ籠をめがけて、点火した松明をクルクル回しながら投げ合うもの。
うまく松明が命中すると、蜂の巣が火の塊となって燃え上がるというわけだ。

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そして両岸約2kmに渡って配置された円錐状の焚き木の山に一斉に点火、見事な炎の帯ができあがる。

その数、108。もちろん、これは人間の煩悩の数になぞらえているものだ。

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これらを背景にしながら、花火が打ち上げられるのだが、これが5000発の規模なのでなかなか侮れない。また、花火の音が両岸の山に反響して韻々と響き、コンサートホールのような音響効果。

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都心の花火大会のような混雑もなく、視界を遮るものもなく、非常にゆったり、じっくり花火を堪能できる。

交通の便は正直良くない。しかしそれでも、このロケーションでこそ得られるものもあり、非常に満足度の高い祭事だ。

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