Dream Girls 再び
あの時の感動が忘れられず、再来日で迷うことなくチケットを予約。そしてきょう、当日を迎えた。
話は変わるが、ここの更新もすっかりサボってしまっていて、もっぱら旅ブログとFaceBookに書き込みするので手いっぱいになってしまっている。
それをまたなぜ今か?
端的にいえば非常に腹が立ったからである。
とにかく今日の公演(8/17 12:30)はひどかった。
歌もダメ、踊りもダメ、演奏もダメ。
脚本・振り付け・音楽は前回2010年と同じ人物。なのに、である。
ミュージカルならば、ましてDream Girlsのようなストーリーなら、圧倒的な歌唱力で観客を圧倒してほしい。
それなのに、男も女も何か妙なこぶしを付けて歌うものだから、聴いている方はどうにも乗り切れない。そんなことで“独自性”など出してほしくないし、下手なこぶしは仲間内のカラオケだけで充分だ。
特に「ディーナ」役の女優は声量もなく、最大の見せ場である『Listen』を見事に台無しにした。その際の伴奏もひどいものだった。
彼女は踊りも今一つパッとせず、第2幕のいわば主役がこの有り様…
「エフィー」役はそれなりに巧かったが、第1幕のクライマックス、『I am changing』では自己陶酔のコブシ満載で聴いていられない。
全体的に踊りもピシッとしていないし、バンドの音もPAが悪いのか、どことなくバランスが悪かった。
繰り返すが、脚本・振り付け・音楽は前回と同じ人物。ということは、キャストのレベルが低いか、気が抜けているか、練習不足かのいずれかだろう。
もしかすると、日本の観客をなめているんじゃないだろうか?
そんなことまで勘ぐりたくなるような出来だったのである。
こちらは暑い中、高い金を払って行っているのに、本当に残念でならない。
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