沖縄

2013年3月21日 (木)

巨星墜つ

琉球民謡界の小さな巨人、登川誠仁さんが亡くなった。

琉球フェスティバルで見せた圧倒的な存在感、驚くほど小柄な体とのギャップが忘れられない。

とにもかくにも、ご冥福を祈りたい

・・・合掌・・・

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2012年12月14日 (金)

新石垣空港カウントダウン

石垣島に新しい空港を造るという話、ずい分長い時間をかけて、あっち行ったりこっち行ったりの紆余曲折を経て、結局造ることになって何年経っただろうか?

その新石垣空港、いよいよ来年3月にオープンだそうだ。

現空港と新空港を比較してみると、その規模の差は歴然。

     現空港  新空港
就航機 小型ジェット 中型ジェット
B737-400型 B767-300型
全 長 36.4m  54.9m
座席数 146~159 218~351

使用機材が大きくなるので、一度に運べる旅客数も2倍以上になるわけだ。
大勢の人が来る=地元の観光が潤う、ということだろう。

それでも、たくさんの観光客が訪れることが、イコール地元に金が落ちるということになるだろうか?

仮に金が落ちたとしても、観光客で賑わうことが島の幸福につながるだろうか?

よそ者の私などは、不便な方が観光客が少なくてよい、などと思ってしまうが、、、

それでも、大きな飛行機が離発着できるということは、一度に多くの物資を運べることにもなるわけで、島の生活にとってはメリットも大きいのだろう。

現に、下記のサイトなどを見ると歓迎ムードがあることも事実だし、よそ者が軽はずみに賛成だの反対だのと言える問題ではなさそうだ。
http://www.isg-project.jp/

しかし、やっぱり周辺の環境が心配だなぁ

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2012年12月 8日 (土)

かりゆし58 ハイサイロード 2012 LAST LIVE

かりゆし58の今年最後のライブ『ハサイロード 冬がはじまるさぁ~ 南の国から2012』に行ってきた。

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東京公演2日目は、文字通り今年最後のライブ。

場所は渋谷公会堂

オープニングから一気に5曲、相変わらずパワフル。

MCも軽妙かつコミカルで、かつ温かい。それでもしゃべりは最小限、「ライブ」にふさわしく歌いまくり。

昨年の日比谷野音の時と比べると、PAが今一つと感じたが、そんなことは彼らのライブではあまり重要ではない。少なくとも、そう感じさせてしまう不思議な魅力を持っている。

彼らのこの不思議な魅力は何だろう?

私の好みの曲でなくても、彼らのひたむきな演奏を見ていると微笑ましくなるし、胸が熱くなるような楽曲もある。

今回も新曲「まっとーばー」を初めて聴いたが、これも泣ける歌だ。歌詞がとてもイイ。

この前川真悟という男、本当に純な感性を持った男である。

ちなみに、ドラムの中村洋貴、ここ2年くらいですこぶる巧くなったなぁ…

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2012年10月25日 (木)

沖縄県民は我慢しろ -オスプレイ配備-

沖縄の人たちはもっと我慢すべきだ

いやはや、驚いた。
最近、これほどまでに驚き呆れたことはない。

先日、職場の仲間と会社帰りにちょっと軽く、というわけで居酒屋に寄ったのだが、ひょんなことから沖縄に配備されたオスプレイの話題になり、そこで飛び出したのが先の発言(というより「暴言」「妄言」)である。

もう少し詳しく説明すると、件の発言主は神奈川県民で、厚木の近隣に住んでいる。
彼曰く、自宅周辺も米軍機の騒音がひどいらしい。

そこで、
「我々神奈川県民も米軍基地を抱え、その近隣では騒音被害に悩まされている。東京にも基地がある。米軍基地があるのは沖縄だけではない。他の基地を抱える地域の人たちも我慢をしているのだから、沖縄県民も我慢すべきであって、オスプレイはその点、際立った騒音を出すわけではないのだから、(配備しても)いいではないか」
ということになるらしい。

50歳を過ぎてこの程度の認識しか持っていないことに唖然とし、しばらく声も出なかった。

「自分たちも我慢しているのだから」というのは、理由にもならず的外れも甚だしい。
そんなにうるさいのなら、我慢する前に立ちあがったらどうだ?
住民としての権利云々という以前の問題だ。日本国民としての主権を放棄した発想は何故か?
逆説的に言えば、この年齢の人間をここまで洗脳した日本の教育は、ある意味凄い。

うるさいけれど我慢している
オスプレイはうるさくない(だろう)
だから、沖縄に配備したっていいじゃないか…

ちなみに彼は、在日米軍基地の何割が沖縄にあるかということも知らず、地位協定も知らず、大学キャンパスに米軍機が墜落したことも、無垢な市民が米兵にひき逃げされた事件も、少女暴行事件も知らなかった(忘れたということだろうが)。
ましてオスプレイの訓練飛行ルートが日本を縦断する予定であることも…

悲しいかな、所詮こんな程度なのかもしれない。

これでは沖縄の現状が変わるわけはない。
変えていくには沖縄県民だけでなく、広く日本中の声が必要なのだから。

配慮を欠いたこの無神経な発言は、当然潰したが、なんとも後味の悪い思いが残った。
同時に、自分にできることは何か、考えてしまった。

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2012年8月26日 (日)

シネマ評~歌えマチグヮー~初日はサプライズてんこ盛り!

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「歌えマチグヮー」とは、沖縄は那覇市にある古い商店街「栄町市場」を舞台にしたドキュメンタリーである。

地方の商店街のご多聞に漏れず、シャッター通りとなりかけた時期を地元の人たちの情熱で“再興”を果たした。

その町おこしの中心となったのが「音楽」。

中でも『おばぁラッパーズ』と呼ばれる3人の女性たちを中心にストーリーが展開されていく・・・。

そんな映画の初日に、勇んで行ったのだが・・・

ストーリーをここで記すのは、ネタばらしになるので控えるが、なにせマイナーな映画なので、大手の劇場では公開されない。
今回の公開も、決まっている予定は東京と沖縄のみ。

東京は青山にある「シアター イメージフォーラム」という小さな劇場。
初日だからか、21時の開演にも関わらず、会場は満席(と言っても64席だけど・・・)

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予想もしていなかった舞台挨拶。
監督の新田義貴氏、楽曲提供と自ら出演もした「もりと」、そして主演のおばぁラッパーズから“かめ”おばぁが登場、会場を多いに沸かせた。

ゆる~い映画が終わった後(笑)、なんと!ミニライブ。

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出演者でもある、マルチーズロックのもりと、サックス奏者の多田葉子、そしてかめおばぁの最強コラボレーション!

さらに驚いたのは、私の隣に座っていた女の子は、深水 郁(ふかみあや)という歌手だった!
♪ ばあちゃんの口ぐせ、
   うがい、手洗い、にんにく卵黄
   うがい、手洗い、にんにく卵黄~♪

彼女を知らない人でも(私もそうだった)これを聞けば「あ~、あのCM」と思い当たるだろう。これは彼女が作詞・作曲・歌を手がけたものだそうだ。

監督とは沖縄での仕事が縁で、初日に駆けつけたらしい。

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さらにさらに、腰を抜かすほど驚いたのは、あの、伝説の「かっちゃん」が一般人と同じように来場していたことだ。
実は、駅から会場に向う途中、歩道脇にしゃがみこんでいる異形の人物を見かけた。胸の辺りまで伸びた黒いあごひげ、異様なまでにぎょろりと剥いた眼・・・
コザで名を馳せた、沖縄のロックを語る上で欠かせない“あの人”によく似ているなぁ・・・とは思ったが、まさか青山にいるわけがないと、よく似た人なのだろうくらいに思っていたのだが、それが正真正銘の川満勝弘氏本人だったとは!

歌えマチグヮー

残念ながら公開は今のところ東京青山と那覇の桜坂劇場のみ。

東京での公開は8/25~9/21。
少々ネックは、上映が全期間通してレイトショーであること。スタートは21:10である。

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2012年7月22日 (日)

琉球フェスティバル サイコー!

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毎年恒例行事となった『琉球フェスティバル』に今年も行ってきた。
例年と違うのは、大学時代の友人夫婦を誘ったこと、天気が良くなかったこと(終盤は霧雨)、西表で2年連続で一緒になった若夫婦と遭遇したこと。そして、席が最前ブロックでステージから至近距離だったこと。

出演は、パーシャクラブ、よなは徹、登川誠仁は既にレギュラー。
その他、ディアマンテス、大城美佐子、大島保克。
司会はいつものガレッジセール。今年はテレビ朝日の女子アナはナシ。

今年は、去年のようにオープニングを飾る新人・若手の出演はなく、半ばレギュラーだと思っていた古謝美佐子もおらず、出演者が少々寂しかった。そのため、終演も例年より少し早め。

それでも、MCでも盛り上がり、ディアマンテスもよなは徹も、もちろんパーシャクラブも大変な盛り上がりだった。
その分、大城美佐子、大島保克、登川誠仁と言った民謡のパートがちょっと「かったるい」感じになってしまったのは残念だ。これはもしかすると、柵で区切られたAブロックだけだったかもしれないが、観客が勝手に騒いで聴いていないのである。
確かに、民謡だと全身でリズムを取るような感じではないし、テンポもまったりだったりする。
それでも、沖縄ポップスと呼ばれる楽曲やそのアーティストたちは少なからず影響を受けていることは事実だし、登川誠仁などは民謡の枠を超えたアーティストたちから崇拝されている人である。

沖縄ポップスのファンならば、そのベースとなっている民謡にも耳を傾けてもらいたいものだ。

どうやら、泡盛を飲んで大騒ぎすることだけを目的に来ている連中がいるようだが、あくまでもコンサートであることは忘れないで欲しい。

また、運営側にも、民謡とポップスの両立という点で、もう一工夫あってもよかったと思う。

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2012年7月 7日 (土)

西表島 2012 ~台風2発!~

先月のことになるが、また今年も西表に行ってきた。

6月下旬と言う時期も、宿も、ダイビングサービスも、トレッキングツアーガイドも、全ていつもどおり。

違ったのは、期間中台風が2発も通過したこと。幸い、沖縄本島はそれなりに影響があったようだが、西表はほとんど影響がなかった。

また、初めて地元のお祭り、「海人祭」を見物できたこと。

●西表 海編その1

●西表 海編その2

●西表 山編

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2012年6月28日 (木)

属国ニッポン

結局、オスプレーは沖縄に配備されるらしい。

現地では昨年から根強い反対運動が起こっているというのに。
実際、昨年10月に訪沖した際も、ところどころに反対のビラや立て看板があった。

沖縄大学での事故を忘れたのか?

驚異的な事故率の兵器を、なぜこともあろうに今沖縄に配備するのか? というより、日本政府はなぜ毅然と拒否しないのか?

オスプレイは90年代に事故が頻発し、開発が1年半にわたり止まった過去を持つ。事故率は、現在沖縄の海兵隊に配備されているへりCH46よりも高い。
つい最近では、6/14にフロリダで墜落している。

このような事実を受け、米国政界と軍内部にさえ批判があるのに、である。
オスプレイの配備が進んでいかないと、莫大なコストをかけているのに役立たずだということになり、開発中止に追い込まれかねないから、軍需産業や軍の推進派は困る訳だ。

また、あまり話題になっていないが、オスプレイは普天間だけでなく、岩国や東富士にも配備される計画で、しかも米軍は東北から四国、九州にかけての広い範囲で今後、オスプレイの低空飛行訓練を行うと発表している。

「墜落するかもしれないオスプレイ」の脅威が、実は沖縄だけではなく、本土の問題になる日も近いのだ。

オスプレイの日本配備の問題を顕在化させるには、逆説的な意味で、有効かもしれないのは、なんとも皮肉な話だ。

沖縄県民の心情を・・・云々はもとより、国民の生活が大事などというのは、この一事を見るだけでも、真っ赤な嘘であることがわかる。

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2012年6月26日 (火)

西表島 白浜海人祭は地域の絆

先週、また西表に行っていた。
その詳細はまた別途、まずは滞在の最後を飾る(?)、白浜地区の海人祭。

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馴染みのダイビングサービスも参加するということで、その前夜祭から見学に行った。

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前夜祭のプログラムは盛り沢山。しかも意外に(失礼!)豪華な景品が並ぶ。

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明日の本番を待つサバニ

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露店は、業者ではなく地域の青年会や子供会、老人会

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老人会のメンバーの中には、開店前に「商品」を食べてしまう人も(笑)

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子供ゲームは、『塩せんべいの早食い競争』(笑)

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大人ゲームは、『ビールの早飲み競争』・・・ベタです。

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いいカンジで暮れてきた白浜港

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夕暮れ時からは演芸大会。
ここでも地域ごとの熱き戦い。

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某地区の婦人部のパフォーマンス。

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負けじと、別の地域の婦人部。
実は、レディ・ガガ(笑) でも、歌は山本リンダ『狙い撃ち』

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こちらは地域の社交場、スナックの店員(笑)
AKBとは定番

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竹富町ダイビング組合の面々はEXILE(笑)
ちなみにチーム名は「TDK」(竹富町ダイビング組合)。
皆さん、西表のダイビングサービスのオーナーやガイド。
海ではいたって真面目です。

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フィナーレはなんと花火!
普段目にする花火大会の打ち上げ花火は、プロの花火師の資格が必要。そこで、プロの花火師の手ほどきを受けて、資格がなくても上げられる簡易式の花火を用意したそうな。
かなり頑張っています。

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2日目、いよいよメインイベントのハーリーである。
天候は晴れ、少々風があるものの、梅雨明け初日とあって空は気持ちよく晴れ渡っている。
会場の港は昨夜とはうって変わって、ちょっとした緊張感に包まれていた。

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長老は海の神に捧げる供物の準備に余念がない。

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いよいよ競技開始。
最初は東西対抗、いわば儀式のようなもの。従って“正装”である。

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地域対抗、職域対抗、皆思い思いの姿で、必死に漕ぐ、漕ぐ。

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もちろん、子供たちも漕ぐ!

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当然、女性陣も漕ぐ!

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陸ではおばあたちが鐘を鳴らし、踊り、声援を送る。

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最後の地域対抗は、精鋭達の真剣勝負、1位でゴールインした後は歓喜の“沈”。

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ちなみに、このレースで残念ながら最下位になったチームは、折り返し地点で船が沈みそう・・・

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で、やはりあえなく沈没、岸壁まで曳航されることに・・・

0623_17 チームごとに揃いのユニフォーム。
これがまたなかなかユニーク。
みんなの意気込みが伝わってくる。

最果ての西表、そのまた一番端っこの白浜という、これ以上ない位のローカルなお祭りであるにも関わらず、地域の人たちが資金と体と時間を提供しあって、かなり充実したイベントに仕上がっている。
単なる観光客誘致だけではない、地域の絆を感じる祭りだった。
脱帽モノである。

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2012年5月15日 (火)

40周年

きょうは6月23日とともに忘れられない日だ

「沖縄 本土復帰の日」

沖縄に通い始めてまだ12年だが、
美しい海だけでなく、
その特色ある文化や
壮絶な歴史にも
自分なりに目を向けてきたつもりだ

ここ5年ほどは
沖縄に行くたびに
史跡や戦跡を訪ねてきた
中には、地元の人すら知らない戦跡もあった

美しい海の影で
依然として続く基地問題、
それに依存せざるを得ない経済と雇用

この40年間、基地と観光と公共事業以外の
めぼしい産業が育ってこなかった事実

沖縄県民の努力も必要だが、
補助金漬けにする政府の愚策も指弾されるべきだろう
多額の補助金が交付されてきた構図は
今日問題が浮き彫りになった原発立地自治体の抱える問題とだぶる

本土にいる我々ができることはなんだろうか?

より多くの人が沖縄に目を向け、
その問題の本質を正しく認識することを望んで止まない

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