MISIAのコンサートに行ってきた。
The Tour of MISIA 2007
これでMISIAのコンサートは3回目。全て横浜アリーナである。
今回のステージは前回2004と比べるとシンプルで好感が持てた。
オープニングはかなりHEAVYなHip-Hop、これが延々と続き、一体どうなることかと思ったが、進行に連れてバラードもありオリジナルに近い編曲もありで、ほっとした。
MISIAは無論大好きで、新譜が出ればシングルもアルバムも試聴もせずにすべて購入。買わなかったのはベスト盤やリミックス盤くらいである。
惚れ込んでいるわけは彼女の抜群の声量とテクニック。
デビュー当時の『Mother,Father,Sister & Brother』の強烈なインパクトはいまだに尾を引いているし、『Love Is The Message』は名盤と言っても良いだろう。
ところが『Marvelous』あたりから「あれ?」となった。ちょうどシングル『Escape』が出された頃からだ。
PVも衣装も全てがMISIAにアンマッチ・・・と私には思えた。
彼女の持ち味は、陳腐なHIP-HOPなどではなく、R&Bである。こいつは誰にでもこなせるものじゃない。思いっきり“黒い“R&B”こそ、MISIAの真骨頂だと思うのだが・・・
ちなみに、一部ではバラードが高く評価されているようだが、彼女の歌唱力からすれば当然とは言え、個人的にはそれですら“No!”である。(もちろんバラードが悪いと言うわけではない)
そんな印象があったものだから、前回2004のツアーは個人的には華(過)美であり、ゴテゴテしすぎていた。
そして今回である。ステージは前述のようにかなりシンプルになり、代表曲となるナンバーはオリジナルに忠実なアレンジで歌いきった。
それだけでも個人的には○なのだが、敢えて言うなら、HIP-HOPは封印すべき。そして前回よりかなりまともだったダンサー(2004のダンサーはほんとに酷かった。振付けのせいかもしれない)も、本当はあんなに要らない。なくても良いくらいだ。
それからREMIXでのメドレー。
今回は過去のヒット曲の多くをこのパターンで演じたが、これは最悪。
REMIXと言うのは単に長時間演奏をするための手法に過ぎず、生でやるもんじゃないだろう。
REMIXにする時点で、単一の雛形(テンプレートと言っても良いかも)に無理矢理押し込めて繋げてしまうのだから、原曲の良さはなくなって全て一本調子、平板なドンシャリ節になってしまう。
要は、ストレートな歌、これ一本で勝負して欲しいのだ。
途中、『KISSして抱きしめて』をギター1本で歌ったが、こんな演出をもっと取り入れるべきだろう。
ごまかしが利かない状況での“聴かせる”歌、MISIAならではの歌をもっともっと聴かせて欲しいものだ。
コンサート終盤に、これも定番の『Into The Light』を歌ったが、これも他の者を寄せ付けないMISIAならではのナンバーであることを、彼女自身も自覚しているのだろう。
過去2回のコンサートでも歌った点からも、それは推測できる。
アンコールは『LUV PARADE』。このノリの良い曲でとてもHAPPYな気持ちで幕を閉じた。
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以前から気になっていたのだが、宇宙服のようなコスチューム、はたまたヒラヒラのドレス、これらはMISIAの好みなんだろうか???
Gパンとドレッドで、最低限のシンセにギターとベース、これにホーンセクションを加えた限りなくアコースティックに近いバンド編成・・・こんなシチュエーションでMISIAの歌を堪能したいものだ。
矢井田瞳のコンサートがこんな感じだった。余分な演出もなくMCもなく、ひたすらに歌いまくる。それだけで「みんな、聴いてくれ!」のメッセージはビンビンなのだ。
こんなことを思っているのは私だけだろうか?
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